第164回お寺めぐり『三島の歴史あるお寺に咲くしだれ桜を探訪する』

平成31年3月30日(土)  三島市泉町 本覚寺(日蓮宗)

午後1時事務局集合。参加者29名というだけあって、いつになく部屋が混雑していた。

いつも通り、これから訪問する本覚寺の概要について、峯岸事務局長の事前学習を受ける。

本覚寺までは、山本さんのガイドで出発する。

三嶋大社は、神池を覆う満開のしだれ桜が見頃だ。見物の人たちで混んでいたが、私たちは参道を避けて裏側?からの鑑賞だったが、枝いっぱいの花を間近に見ることができ、意外に楽しめた。

祓所神社の前では、瀬織津姫の話をしてくれた。

桜川沿いを本覚寺へと歩いて向かった。

本覚寺のしだれ桜は、毎年、なかなか丁度良い時期に当たらず残念な思いをしてきたが、今年はまさに満開、見事だった。

本堂では、ご住職がお経をあげ、お寺めぐりの参加者が焼香をしてお題目を唱えた。その後、次のような法話を聴聞した。「お彼岸はくねくねした道をまっすぐに直すこと。中道に戻す期間です。享楽と苦行のどちらにも偏らない生き方を心に留める期間です」「2つのお茶碗に同じように盛られたごはん。一人は足りないという人。もう一人は十分すぎるので、他の人にも分け与えることができるという人。地獄へ行く人と、天国へ行く人との境界の生き方です」心に響く言葉だ。

そのあと、本日のイベント、お寺で開催される「さくらコンサート」にそのまま参加した。

私たちに馴染み深い曲をソプラノ歌手の方、フルートを奏でる方、ピアノを演奏する方々が、演奏。時折、参加者全員での合唱もあり、久しぶりに大きな声を張り上げてとても良い気分になった。

地域の人たちのために本堂をコンサート会場として開放されている本覚寺に、参加者、コンサートを開催した主催者の皆が感謝していた。

S.Sさん

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